
NFTの詐欺ってどうやったら防げるの?
NFTを安全に守るための方法を知りたい!
こんな方へ向けての記事となります。
最近、メタマスクをハッキングされて仮想通貨やNFTを盗まれている人が非常に多いです。
特に高価なNFTが入っているウォレットを狙ってハッキングされるケースが多いんですね…..
詐欺にあってからでは遅いので、今すぐできる「NFTの詐欺対策5選」をご紹介します。
この記事を読んで対策すれば、大事なNFTが盗まれる事を防げますので、ぜひ最後まで読んでください!

まずは具体的手口から紹介します。
詐欺の手口を知る事で、防御力を高めましょう!!
NFT詐欺の手口と対処法

NFTの詐欺はどれも単純なものが多く、手口を知りさえすればカンタンに防ぐ事ができます。
【手口①】 TwitterやDiscordの「DM・メンション」で絡んでくる
【手口②】 勝手に知らないNFTが送りつけられる
【手口③】 偽サイトでシードフレーズを入力させる
【手口①】 TwitterやDiscordの「DM・メンション」で絡んでくる
最近のNFT詐欺で多いのがこの手口です。
突然、知らない人からDMやメンションが来ることがあります。
内容は「人気プロジェクトのNFTがもらえますよ!」といったものや「セールで安く買えますよ!」みたいな内容が多いです。
そのサイトに行き、メタマスクを接続したりするとハッキングに遭ってしまうんです…….!!!


公式アカウントになりすまして、偽サイトに誘導するケースが多いので注意しましょう。
あとは、DMで送られた変なファイルをダウンロードして、ウイルス感染してしまったという事例もあります。
(この場合はPC自体がやられる可能性がありますので、要注意です)
怪しいDM・メンションは無視する(変なファイルを開かない!)
【手口②】 勝手に知らないNFTが送りつけられる
こちらもメジャーな詐欺手口です。
勝手に変なNFTを送りつけてきて、そのNFTにオファーを入れてきます。(だいぶウザいw)
オファーとは、「このNFTをこの価格で売ってください〜」 って時に使うものです。
そのオファーに対して、メタマスクを承認・署名してしまうと中身が乗っ取られてしまう可能性があります。


詐欺師は高額なオファーを出してきますが、絶対に売らないでくださいね!
送られてきたNFTはウザいけどそのまま放置しておきましょう!
知らないNFTは触らずに放置する
【手口③】 偽サイトでシードフレーズを入力させる
NFTマーケットプレイス「OpenSea」の偽サイトが多数存在します。
その一例として、下記のような詐欺サイトがあります↓

URLを見ると違うとわかりますが、サイトデザインが似ていて、普段使っている人でも騙されそうです。
もし、このサイトで「シードフレーズ」を入力してしまうとメタマスクがハッキングされてしまいます……..
Google検索から行くと詐欺サイトに行ってしまう可能性がありますので、
openseaに飛ぶ時は必ず信頼できるサイトのリンクから行ってください。(下に貼っておきますね)

OpenSea公式URLは「opensea.io」です。確認するようにしましょう
公式サイトかどうか確認する(ブックマークしておく)
今すぐできる!NFTの詐欺対策5選


ここからは今すぐできる詐欺対策について書いていきます。
盗まれてからでは悔やんでも悔やみきれません。
すぐにできる対策なので必ずやっておきましょう!
【対策①】 DM・メンションの通知をオフに
【対策②】 シードフレーズはオフラインで保管する
【対策③】 公式サイトはブックマークする(opensea等)
【対策④】 メタマスクを普段使い用と保管用に分ける
【対策⑤】 ハードウェアウォレットを活用する
【対策①】 DM・メンションの通知をオフに
詐欺師はTwitterやDiscordを使って偽サイトに誘導してきたり、シードフレーズを盗もうとしてきます。
これらのSNSの通知設定を変えておくことで、詐欺師からの通知が来なくなりますので、防御力がめちゃくちゃあがります。

それぞれで設定をしておきましょう!
Twitter:設定→通知→フィルター→ミュートしている通知→「電話番号が未認証のアカウント」のところをオン
Discord:プライバシー・安全のところで「安全第一」にチェック


【対策②】 シードフレーズはオフラインで管理
シードフレーズは自分のメタマスクを復活させる時のみに必要で、マスターキーのようなものです。
なので、メタマスクを作成する時に設定した「シードフレーズ」は必ず紙に書いてオフラインで安全に保管しておきましょう。
絶対にスマホのメモ帳などに保管しないようにしましょうね!
”NFTを買う時”や”ETHを送金する時”に「シードフレーズの入力」はいらないので本当に注意してください!

『シードフレーズを入力してください』と出たらほぼ詐欺だと思ってください!
【対策③】 公式サイト等をブックマークしておく(opensea等やミントサイト)
偽サイトに接続するリスクを避けるために、opensea等のよく使用すると思われるサイトはブックマークしておきましょう。
Google検索だと、偽サイトが出てくる事がありますので、信用しないようにしましょう!

ミントサイト等もTwitterで公開されることはないので、注意してください。
必ず公式Discordで公開されますので!
【対策④】 メタマスクを「普段使い用」と「保管用」に分ける
どれだけ対策していても、操作ミスなどで詐欺に遭ってしまうリスクがあります。
万が一ハッキングされた時の被害をすくなくするために、メタマスクを「普段使い用」と「保管用」に分けておく事をおすすめします。
1つのメタマスクで運用するということを現実世界で例えると、
銀行にお金を預けずに、財布に全財産を詰め込んで街に出歩くようなものです。
そんなのめっちゃ危険ですよね!? もしひったくりに遭ったら全財産終了ですよ。
NFTも現実世界と同じく、万が一の為に、保管用のメタマスクを作成して、安全なところに保管しておきましょう。

パソコンがウイルス感染してしまうと保管用ウォレットも被害を受けますので、可能なら保管用専用パソコンを用意しましょう!
ここで注意

保管用のメタマスクを作る時に、上の画像のように「+アカウントを作成」でやってしまうと秘密鍵が同じなので、意味がありません。
保管用のメタマスクを作る時は、必ずGoogleアカウントごと新しく作成してください。
メタマスクの作成方法は下記の記事を参考にどうぞ!!
【対策⑤】ハードウェアウォレットを活用する
保管用メタマスクの他には、ハードウェアウォレットを導入する方法もあります。
ハードウェアウォレットは仮想通貨やNFTを「オフラインで管理できる」ところが一番の魅力です。
保管用メタマスクだと、常にインターネットに接続されているので、ハッキングリスクを完全になくすことはできません。
その点、ハードウェアウォレットは取引や送付をする時のみオンラインで、普段はオフライン管理ができるのでセキュリティが非常に高いです。
また、価格も新しいパソコンを購入するよりも安いので、費用対効果も高いです。(12,000円程度)
Ledger社製がおすすめ
ハードウェアウォレットといえば、フランスが本社のLedger社のものがおすすめです。
仮想通貨・NFT界隈の方のほとんどがLedger社製のものを使っていると思います。(私も使ってます)
おすすめは僕も使っている「Ledger Nano S PLUS」です!
ハードウェアウォレットの始め方の記事も貼っておきますので参考にどうぞ!
まとめ
ここまで、NFT詐欺の手口〜対策までを解説してきました。
高価なNFTを盗まれてからでは、悔やんでも悔やみきれませんので、しっかりと対策をしておきましょう。
「自分は高いNFTを持ってないから要らないかな〜」っと思っているそこのあなた!
NFTは急に価格が上がることがありますので、その時に慌てて購入する事にならないよう、今のうちから準備しておくことをおすすめします!
成長産業なので、今後NFTに触れる機会はどんどん増えて行きますので、今のうちに購入して対策をしておきましょう。
さいごに
さいごに紹介だけさせてください!
ぼくがブログ記事にもしている「しきぶちゃん(Shikibu World)」のNFTが12月11日に発売されます。
価格も0.001ETHとNFT初心者にも優しい設計となっており非常に期待が寄せられています。
公式Discordの「キャラDAO」では既に16,000人を超えるメンバーが参加しており、日々いろんな情報が飛び交っています。
「キャラDAO」は、初心者がNFTについて学べるうってつけな場所となりますので、ぜひ参加してみてくだい!

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