
NFTってなあに?
NFTの買い方について知りたい!
NFTで稼げるの?
そんな方へ向けて、NFTブログ運営・NFT投資家である “こう” がわかりやすく解説します。
この記事は
- NFTとは何かを知りたい人
- NFTを始めてみたい人
- NFTで稼ぎたい人
に向けての記事となっています。
NFTとは?
NFTとは「Non-Fungible Token」のイニシャルを取った略称で、日本語で言うと「非代替性トークン」と呼ばれます。
は?非代替性!? トークン…..!? なにそれ?と思いますよねw
なので、分かりやすく身近なもので例えますね。
「有名野球選手のホームランボール」や、「有名アーティストのアリーナ席のライブチケット」などの 「唯一無二の価値を持つ」もの が非代替性にあたります。
通常の野球ボールであれば、価値は高くありませんが、有名選手が打ったホームランボールなら「唯一無二」ですごく価値がありますよね。
また、有名アーティストのライブチケットも日時や席の場所などが書かれているので、「唯一無二」の価値がありますよね。
このように、他の同じモノと等価交換ができないもののことを「非代替性」といいます。
対して、お金や仮想通貨、金、株券などが「代替性」を持っていると言えます。
あなたがもっている10,000円札とわたしが持っている10,000円札は同じ価値があり、等価交換ができますし、あなたが持っている100gの金とわたしが持っている100gの金も等価交換できるので、代替性があると言えます。
これらの、野球ボールやライブチケットは現実世界のものですが、これをインターネット上のデータでも同じように「唯一無二」の価値を証明できるのがNFTです。
今まで、デジタルデータ(写真、イラスト、音楽)などは、簡単にコピーすることができるので、どのデータがオリジナルのものか分からず、唯一性がありませんでした。
例えばあるクリエイターが素晴らしいアート作品を描いても、ネット上にアップすると簡単にコピーができてしまうので、どれも同じ作品になってしまい、どれがオリジナルのデータなのか分からなくなってしまいます。
ところが、そのアート作品をNFT化すると、アート作品にトークンID(iPhoneのシリアル番号のようなもの)と呼ばれる番号が割り振られ、アート作品はそのクリエイター自身が発行したものと証明をしてくれるのです。
ただし、NFT化した作品もデジタルデータに変わりは無いので、コピー自体は簡単にできます。
重要なのは、そのNFT作品は誰が発行して、今は誰が持っているか を証明してくれるのがNFTなのです。データをコピーされたとしても、トークンIDという番号が無いので、本物と偽物の判別が付くのです。
NFTの特徴まとめ
身近なモノで例えて書きましたが、NFTの特徴は次の3つの特徴があると思っていただければいいです。
- 唯一無二を証明できる
- 取引履歴を見れる
- 改ざんができない
NFTはブロックチェーン技術が不可欠
NFTが唯一無二を証明できるのは、裏でブロックチェーンという仕組みが働いているからです。
ブロックチェーンとはネットワーク上で発生した取引のデータをブロック毎に記録し、格納しているデータベースのようなものです。
ブロックをチェーンのように繋げていくことからブロックチェーンと呼ばれています。
そのブロックチェーンのデータは特定の管理主体や企業(Google やマイクロソフト)が管理するのではなく、複数のシステムがそれぞれ情報を持っており、全員でデータを共有・管理している状態のことを言います。複数のシステムで管理されているので、1部のシステムが改ざんや故障しても、通常運行できます。
ブロックチェーンとは、1度書かれたデータを絶対に後から改ざんできないような仕組みとなっており、偽造はもちろんのこと、手を加えることも不可能になっています。
従来のネットワークが中央集権型に対して、ブロックチェーンは分散型と呼ばれています。

総務省「ICTによるイノベーションと新たなエコノミー形成に関する調査研究」(平成30年)
身近なモノに例えるなら
中央集権型(従来のネットワーク)
ある学校で、校長先生(中央管理者)が生徒300人のそれぞれの通帳(取引履歴)を管理しているイメージです。 取引は校長先生(中央管理者)通して行われます。
校長先生(中央管理者)を信用できる場合はいいが、悪い校長先生であった場合通帳を自由に書き換えることも可能。また、校長先生から通帳を盗んで書き換えることも可能(ハッキング)
分散型(ブロックチェーン)
学校で、校長先生(中央管理者)はいません。生徒300人全員が同じ通帳(取引履歴)を持って管理しているイメージ。そして、その通帳は誰でも一定のルールに従って取引を承認・確認している状態。
ある生徒1人がお金を増やそうと通帳を書き換えても、その他299人の正しい通帳があるので、改ざんができない。多数決で299人の通帳の中身が正しいとされる。
データを改ざんするには、学校の生徒の過半数(151人)の通帳を書き換える必要があるが、その作業は大変すぎて現実的にできないので、実質、改ざんが不可能とされる。
学校で例えましたが、これが世界中のパソコンで管理することになるので、全世界の過半数のパソコンのデータを書き換えられない限りブロックチェーンは改ざんできません。そんなことはどんなスーパーパソコンでも不可能です。
なので、ブロックチェーン上で発行されたNFTは改ざんができないので、NFTに唯一無二の価値がつくんですね。
NFTの具体例
ここでは実際に売買されているNFTをみてみましょう。
Crypto Punks(クリプトパンクス)
24×24のドット絵だけで描かれたキャラクターで、
タバコを吸っていたり、メガネをかけていたり、さまざまな特徴をもつキャラクターが10,000体いるそうです。
言ってしまえばただのドット絵なんですがww 最古のNFTプロジェクトということで、価値が高まっていて、1体あたり数千万円します、、w
高すぎてわたしは残念ながら買えません。

Twitter創業者 ジャックドーシーの初ツイート
Twitterの創業者のジャックドーシー氏の
just setting up my twttr(ツイッターを立ち上げているところ)という初ツイートの画像が約3億円で売れました。
初ツイートは誰でもみることができますが、NFT化することでとんでもない価値が付きました。

おにぎりまん
「おにぎりまん」は日本のクリエイターで、かわいい女性を描いた作品が多いです。
1作品あたり、15万〜くらいで販売されています。日本のクリエイターの中ではトップクラスに売れています。
絵のデザインはもちろん素晴らしいですが、NFTで売れる前までは、そこまで有名ではなかったそうですね。NFTの波にうまく乗られたおかげでここまで有名になられたようです。
私も1つ買おうか検討中です。

Axie Infinity(NFTゲーム)
Axie InfinityはNFTゲームの1種です。 ポケモンのようなゲームで、自分の保有しているキャラクター同士を戦わせて勝利を目指すゲームです。
キャラクター1体1体がNFTとなっており、そのNFTを購入することで、ゲームを始められます。
ゲームを進めていくと、ゲーム内の独自のトークン(仮想通貨)をもらうことができます。
その仮想通貨はビットコインや日本円に交換が可能なので、ゲームをするだけでお金を稼げる仕組みになっています。
NFTゲームは基本的に初期投資が必要ですが、その代わりに、ゲームを進めていくと、稼げるようになっています。
ベトナムやフィリピンで大流行しており、Axie Infinityで稼いだお金で家を買った人もいるそうです。。。w
NFTゲームに興味がある方は下記記事から参考にしてみてください。

紹介したこれらのNFTは世界・日本でトップクラスに売れているNFTになります。
ただの画像に数千万円もかけるなんて、、、と思われるかもしれませんが、現実はそれだけのお金を出しても買いたいという人がいるのが現状です。
紹介したNFTは世界や日本でもトップクラスに人気のNFTになりますので価格も高いですが、一般人でも購入できるNFTはたくさんあります。
作品の名前を売り出すために、NFTをただで配っている人(エアドロップ)もいますし、数百円〜1000円で購入できるNFTもたくさんありますよ!
NFTで収益化する方法
ここからはNFTを使って収益を得る方法を書いていきます。
デジタルデータに価値が付くことでNFTを使って収益を得ることができます。
NFTを使って収益を得るには下記の4つの方法がありますで、順番に解説していきます。
デジタル作品をNFT化して販売
NFTを購入し転売する
NFTゲームで仮想通貨を稼ぐ
NFT銘柄のトークンを購入する
デジタル作品をNFT化して販売
1つめはデジタル作品を創ってNFT化して販売する方法です。
デジタル作品を創れる人であれば、自分の作品をNFT化して販売することが可能です。
NFTを販売する専用のプラットフォームがあり、そこで販売することで収益化することが可能となっています。
現実世界の絵では思うように販売できていない人もNFTにすることで、販売のチャンスが出てくると思います。
実際にさきほどご紹介した「おにぎりまん」はもともとそこまで有名ではなかったようですが、NFTで販売することで、本来の価値がわかる人の目に止まり、一気に流行ったそうです。
デジタル作品を作れるクリエイターさんに取ってはすごく夢があると思いませんか?
また、1度NFTとして発行した作品は転売されたとしても、ロイヤリティーがクリエイターに入っていく仕組みにもなっています。
リアルな作品であれば、転売されてもロイヤリティは作者本人には入ってきませんが、NFT作品は転売される度にロイヤリティが入ってくる仕組みも作ることができるんです。(すごい!)
NFTを購入し転売する方法
2つめはNFTを購入し転売する方法です。
NFTの取引所で将来値上がりしそうなNFTを購入し、価格が高騰したときに売却することで利ザヤを得ることができます。
例えば、先ほど紹介した今では1体当たり数千万円する「Crypto Punks(クリプトパンクス)」でも、発行当時は、なんと無料で配布されていたそうです。
すごい夢がありますよね。
NFTは成長市場なので、将来値上がりしそうなNFTを狙って購入し、転売益をねらうことで、一儲けできそうですね。
NFTゲームで仮想通貨を稼ぐ
3つめはNFTゲームで仮想通貨を稼ぐ方法です。
先ほど紹介した「Axie Infinity」というゲームはゲームをプレイしていくことで、仮想通貨を稼ぐことができます。
物価の安いベトナムやフィリピンなどでは、この「Axie Infinity」で生活費を稼ぐ人もでてきていて、社会現象にもなっているそうです。
日本でも参入者は増えていて、NFTゲームの中では一番有名です。
ちなみにわたしもやっています。
NFT銘柄のトークンを購入する方法
4つめはNFTの銘柄のトークンを購入する方法です。
価格が上昇したときに売ることで、売却益を狙うことができます。
先ほど紹介したNFTゲームの「Axie Infinity」はゲーム内のガバナンストークン(ゲームを代表する通貨のようなもの)というものがあり、その通貨を購入することで、ゲーム自体が流行り、ガバナンストークンの価格が上昇することで、利ザヤを得ることができます。
Axie Infinityのガバナンストークンの「AXS」という仮想通貨は当初の40倍以上の値段で取引されています。「1万円買っていたら40万円」100万円買っていれば4,000万円」夢がありますね
(2021年6月時点:1AXS=200円 → 2022年2月現在 1AXS=8,000円前後)

NFTを勉強することで、稼ぐことができる時代が来ています!
ここからはNFTで稼ぐためにどういう手順を踏めばいいのかを解説していきますね!
NFTはどこで取引できるのか?NFTの買い方・売り方
仮想通貨の口座を開設
NFTを購入したりするには、仮想通貨の取引所の口座開設が必須となります。
仮想通貨の取引所はたくさんありますが、おすすめは、日本語にも対応しており、仮想通貨の種類も豊富にある「コインチェック」がおすすめです。
iOSとAndroidにも対応アプリがあるので、スマホだけでも登録可能です。私も一番初めに、コインチェックの口座を作成しました。
本人確認書類が必要になるので、運転免許証やマイナンバーカードを用意しておくと、スムーズに登録できます。
下記のURL(バナー)から登録画面に飛ぶことができます。
NFT取引所(OpenSea)に登録
NFTを購入、販売するにはNFTの取引所(マーケットプレイス)に登録する必要があります。
NFTの取引所はOpenSeaというサイトがおすすめです。
OpenSeaは、NFTを販売・購入できる取引所で、フリマアプリのメルカリのような感じで、NFTを売買する事ができます。
NFTを売買できる取引所はOpenSea以外にもありますが、1番有名で1番取引量が多いのがOpenSeaです
日本語対応もしているので、NFT初心者はまずOpenSeaに登録することをおすすめします。
実際にNFTを購入した記事を貼っておきますので、NFTを買いたい人は参考にしてみてください。
まとめ
NFTとはなにかを解説してきました。
NFTの市場はまだまだ小さいですが、今年(2022年)は企業なども参入してくる可能性もあり、さらに市場が広がると予想されています。
NFT市場自体が成長していくので、出遅れないように今のうちから勉強していくことをおすすめします。
初心者の方はまずは、仮想通貨の取引所を解説することから、始めることをおすすめします。
仮想通貨の購入方法などがわからない方はお気軽にお問い合わせコーナー・もしくはTwitterのDMへご連絡ください。
では、また!
コメント